抱っこ紐「ダクーノ」ってどうよ?

先月出産したばかりの友人に抱っこ紐のことを尋ねられました。ベビーカーと一体化できる多機能抱っこ紐は買ったけれど、ゴツいしまだ新生児なので使っていない。お家でちょっとあやすときなどに使うものを探している、とのことでした。
私も妊娠発覚直後に浮かれて年始セールで即エルゴを購入しましたが、実際に使ってみると装着に時間がかかるし、新生児用クッションをセットしたり面倒だし、と検診など外出時しか使用していませんでした。それに、あのゴツさは何だか家で使うのには抵抗がありました。
セカンド抱っこ紐を求めて、ネットを検索しまくったところ、ラクーノという会社の抱っこ紐「ダクーノ」に目が止まりました。結構いいお値段するので、どうにか自分で作れないかな・・・とか1か月以上うじうじ悩んでいると、それを知った実家の父が即送ってくれました(柄もサイズも父チョイス・笑)。
当時3か月の息子と着用するとこんな感じ。(思いっきり部屋着というかPJですいません!)

横からだとこんな感じ。あの、服の下から出てる黒い布は服の一部です。(紛らわしくてすみません)

使用してみての率直な感想ですが、
良かった点
①付けるのはかぶるだけなので簡単(Tシャツを着るよりは時間かかりますが)
②薄くてかさばらない(上にアウターを着てもエルゴみたくガンダムっぽくならないのがgood)
③カエル足になるので股関節脱臼のリスクが低い
イマイチだった点
①不安定!頭が固定されないので常に手で支える必要がある(洗濯物が干せないんだよぅ・・・)
②肩に大きな負担がかかる
③赤ちゃんの背中部分の服がくしゃくしゃっとまくれあがる
『赤ちゃんが泣いていてあやすのに素手抱っこじゃしんどいから、どうしても何か欲しい!』という方には向いているかもしれませんね。素手抱っこよりは楽なことは確かです。ただ「驚くほど楽な魔法の抱っこ紐」では決してなかったです・苦笑。肩と背中で布がクロスしており、腰では支えていないので、やっぱり肩への負担は相当なものになります。また、写真のように赤ちゃんの脇から上はフリーなので、装着時はずっと頭を手で支えなければならず、電車でお出かけの時に使ったらすごくしんどかったです。やはり家で短時間使用がちょうどよいかもしれません。
満足というところまで行かなかったので、その後も探索しつづけていたところ、ある時家に遊びに来た友人がチベットの僧侶の服のような抱っこ紐を付けていました(色がまさに朱色のようなオレンジ)。その抱っこ紐は薄くて若干柔軟性がある一枚布のような構造で、ずっと装着したまま赤ちゃんを出し入れしているのを見て、便利だなぁと思いました。使用感を訊いてみたところ、とってもよいとのことでした。装着時にちゃんと赤ちゃんの足がカエル足になっているし。
こちらは「ベビラーラップ」と呼ばれるタイプで、日本でも最近じわじわきているようで、主に海外の様々なメーカーから発売されています。
ちょっと付け方にコツがいりそうなのと、夏はとっても暑そうなのですが、次回(の機会があれば)ぜひ使ってみたいなぁと思っています。

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