こんにちは、タカエマです。おのぼりさんシリーズ続編は、シンガポール航空のビジネスクラスの搭乗レポートです(そんなもんニーズないよという方はごめんなさい、読み飛ばしてくださいませ)。
ANAラウンジでまったりしすぎてしまい、ゲートに着いたのは出発15分前、最終案内中でした。
▲さあ、機内へ
今回急な出張でだったのでANAが全員分取れず、シンガポール航空になった訳ですが、意外なことに(失礼)超人気の航空会社だったのでした。過去の出張でANAのアジア路線のビジネスや棚ぼたアップグレードでファーストに乗ったこともあるのですが、シンガポール航空のビジネスはANAのファーストも及ばないほどのすさまじいクオリティの高さでした。
▲広すぎる座席。今回は窓側1列席
ビジネスの座席配置は、窓側1列、中央2列、窓側1列。巨大なシェルで覆われた皮張りのソファのようなシートは幅は1mくらいあり、女性なら2人並んで座れるほどの広さ。ANAのビジネスが、座席配置を斜めにずらして効率よく席数を増やしているのと対極で、全ての座席が贅沢にもまっすぐドーンと配置されています。中央の2列シートは間に肩の高さまであるパーテションで区切られ、隣席には行き来できないようになっているので、プライバシーも完璧。
▲2列席。左の白い部分がパーテション。
シートの左右どちらかにベンチのような足置きスペースが備え付けられており、奥行きは50cmほどあります。高身長の男性でも余裕で足をまっすぐ伸ばせます。
▲足置きスペース。奥行きながっ!
ANAファーストのシェル型座席とは違い、こちら座席の背はフルフラットにまではならないものの、この足置きスペースに足を潜り込ませれば、自分自身がフルフラットに横になれるので快適に寝ることができます。
足置きスペース以外にも、座席下に可動式足置きがあり、座席の背と同様にパネルで無段階調整できます。寝たい時は座席の背をマックスまで倒し、足置きをマックスまで上げて、あとは上で書いたように足置きスペースを活用すれば完璧です。
▲寝る時のポジション
各座席にあるモニターも巨大で14インチのテレビくらいはあります。大きさ比較にA4サイズの機内誌を置いてみました。
▲映画も充実。軽く100タイトル以上あります。
アメニティはパイル地のアイマスクとスリッパ、それにモコモコ靴下の3点です。モコモコは薄くて使い捨てっぽいけど履きごこちがとっても気持ちいい〜
▲アメニティ三兄弟
そして、今回一番感動したのがこの機内用毛布。毛布が綿のシーツに包まれた構造で、しっかり厚手で熱を逃さないのです。今回シンガポールのトランジット時に外に出る予定なので、身軽にしたくてアウターは預け荷物の中に押し込んできました。でも機内って結構冷えるので、この毛布には大いに助けられました。末端冷え性にとってはたまらないアイテムです。
▲だいすきな毛布
CAさんは欧米の航空会社だと、結構つっけんどんな感じの方もいるですが、シンガポール航空のCAさんはとてもフレンドリーで心のこもった対応でした。
さて、そんなこんなで搭乗後しばらくするとブランチがはじまりました。
アペタイザーは、フルーツ盛り合わせとシャンパン(控えめに「スパークリングワイン」と伝えたら、ありがたくもシャンパン?と聞き返してくれました)。
続いて、メインにはシンガポール風ラクサというココナッツ風味の海鮮スパイシーヌードルを選びました。他の選択肢は、チキンブレストのバルサミコソースまたは和食御膳でした。
お味の方は、う〜ん、機内食に期待してはいけないのかもしれないけれど、ラクサはビミョ〜な味付けでした。濃厚なのを期待していたのですが、乾燥ココナッツパウダーと思われる薄いココナッツ感、魚介のダシも出てなくて、ただ辛いだけでした。シンガポールでぜひ本場のラクサを体験してみたいなぁ。
正直、食事はANAの圧勝だ〜!でもこの広々としたシートがあまりにも快適なので、次回もシンガポール航空で決定です。
ちなみにCAさんの制服、シンガポールの伝統衣装と思われるラップロングワンピでとっても可愛いいです!髪型はロングの方は夜会巻きが多いみたいで制服とよくお似合いです。
さて、これから一仕事します。映画の誘惑や睡魔と戦いながら。。。シンガポールでのトランジットタイムは4時間半。この間に空港から出て、電車で1時間移動し、現地在住の友人と一瞬お茶して、戻ってくる弾丸ツアーの予定です。現地友人によると、チャンギ空港国際線の出国審査はとても早いらしく、いつも出発1時間前に空港に行っているよ〜とのことです。