先日、上海蟹が食べたくて会社の大先輩と築地の創作中華、東京チャイニーズ一凛に行って来ました。月曜日でしたが予約で満席で、予約なしでやって来たお客さんにお断りしていたので、来た瞬間からこれは期待できそうだなぁと思いました。
この日は上海蟹のコースをいただきました。
一品目は上海蟹の紹興酒漬け。
二人で小ぶり一匹を半身ずつですが、甘みがあって漬け汁まで全て飲んでしまいました。
続いて、このお店のアイコンメニュー、よだれ鶏。
この真っ赤なタレの破壊力といったら!斎藤シェフいわく、ベースのラー油は数種類をブレンドしたもので、黒酢も入っているとのこと。大量のパクチーが効いていて、砕いたカシューナッツもいいアクセント。花椒粉が大量入っているのか、舌にかなりビリビリきます。このタレ、中毒性があります(笑)。
三品目は三陸産の大ぶりの牡蠣と銀杏の炒めもの。
銀杏のねっとりとした食感との相性がGOODです。
続いては、レバーの炒めものに、醤油漬け卵黄を添えたもの。まさに、ザ・濃厚×濃厚。
どうして、こんなに相性のよい組み合わせを思いつくのだろう。思わず白米が欲しくなります。
五品目は湯通ししてさっと炒めた黄ニラ。酢醤油っぽいタレがかかっています。
結構オイリーですが、それがタレとよく合います。シャキシャキとした歯応えもしっかり残っています。
続いて、こちらもアイコンメニューの白子入り麻婆豆腐。実は下に白米が隠れているミニ麻婆丼です。
舌にビリッビリくるかなり辛い麻婆豆腐ですが、白子がそれを若干中和してくれます。
ここでコースはデザートで終わりですが、よだれ鶏があまりに美味しかったので、お店のオススメというよだれ鶏の冷麺を追加注文。
油そばのようで文句なしに美味しいです。
最後はデザートの紹興酒のプリンでおしまい。
シェフの斎藤さんはカウンターの中で自らも中華鍋をふるいつつ、他のシェフ達に鋭く指示を出し、カウンターから出ればお客さんに気さくに話し掛けたりと、スーパーマンのような方でした。テーブル席や半個室もありますが、ぜひ臨場感のハンパないカウンターでお料理を楽しむのがおすすめです。すぐにでも再訪したいお店です。