10月上旬の日曜日に世田谷公園にミニSL「チビクロ号」に乗りに行ってきましたので、混雑状況、効率的な並び方、実際の運行状況などをご報告しますね。
駅から遠い広大な公園
池尻大橋から延々と歩くこと20分(ベビーカーを持たずに行き、息子が「抱っこぉ抱っこぉ」だったのでめちゃくちゃキツかった。)。到着したのは木々が生い茂るものすごく広大な公園でした。入口に本物のSLがデデ~ンとお迎えしてくれます。客車内には入れないけど、石炭室近くのちょっとしたスペースには入れたりして、当時の乗務員気分がちょっと味わえたりします。それに、線路の上を歩けるので、車輪を間近で見て実際に触れることも可能です。
▲入口近くの本物のSL展示
▲車輪好きの息子はすぐさま触ってチェック。車輪が触れるSL展示は珍しい
ミニSLの運休時間は結構長め
ミニSLの駅は公園入口からは全く分からないくらい広いです。SLのある入り口を入って噴水の方まで行ったら左手にず~っと進むとプレーパークというワイルドな遊び場を通り過ぎてやっとミニSL駅が見えてきました。ちょうど12:00頃だったのですが、ちょうど運休時間(11:50~13:10)と重なっていましたので、公園に来る途中に寄ったパン屋さん(TOLO PAN TOKYO)で買ったカレーパンとミルクフランスでお昼をしながら待ちました。息子は牛乳&卵アレルギーでパンNGのため、持参したバナナとさつまいもとお菓子をムシャムシャ。12:30を過ぎると2~3人並び出していましたので夫だけ先に並びに行ってもらいました。
▲休憩中のミニSL「ちびくろ号」
チケットの買い方、時刻表、待ち時間
午後は13:10からと書かれていたのですが、人が並んでいたからか実際は13:00過ぎには駅が開場しました。こちらは事前に改札横のカウンターでチケットを買い、改札でそれを切ってもらうシステムです。
お昼の開場前に並んで午後イチの第一便に乗りたい場合は、改札側の列(乗車待ちの列)とカウンター側の列(チケット購入の列)にひとりづつ並んで、開場に間に合うようにチケットを購入しておく必要があります。我々はみんなで改札側の列に並んでいたので、開場直前に夫にあわててカウンター側の列に回ってもらいましたが間に合わず、チケット購入済の後ろ側の方々にどんどん次々と抜かれていき、第二便になってしまいました。とはいっても、時刻表には10〜15分おきに発車と書いてありますが、私達が訪れた日曜日は前の便が帰って来たと同時に次の客を載せて発車しますので、運行間隔は3~4分おきくらいでした。ですので、列はできていても待ち時間はほとんど発生しないため問題にはなりません。実際、1回目に乗った後すぐ2回目に乗ろうと、また乗車待ちの列に並びつつ、夫にチケットを買いに行ってもらいましたが、乗車人数が一度に15〜20人くらいなので、列の進みがものすごく早くてあやうくまた間に合わないところでした。都内なのにこれほどスイスイ乗れるなんて本当に穴場だなぁと思います。我々も余裕で3回乗りました。
▲ノリノリで手を振ってくれる運転席のおじさん
▲一周は約2分。何度も乗りたくなります
気分を盛り上げてくれる陽気な運行スタッフ
運転席も含めて運行スタッフのおじさんやお兄さんはみんなとってもフレンドリーで楽しい方たちです。乗車中にすれ違うときには必ず「イェ~イ!」とハイタッチしてくれますので、乗客側もとってもノリノリの楽しい気分になれます。ミニSLの動力は電気ですが、踏切(カンカン音あり)もあり、トンネルもあるので、一周300m程度なので、大人も子供と一緒に楽しめます。2回目の乗車では、先頭車両の先頭席に乗れたので息子は超真剣な顔で景色に見入っておりました。確率的には4~5回乗れば、先頭車両に当たるはずですので、気持ちいいのでぜひ乗ってみてくださいね。
世田谷公園(世田谷区)基本情報
車種:電気動力のミニSLチビクロ号
走行距離・時間:約300m、約2分
運行日:水曜日・土曜日・日曜日、祝日、学校休業日、都民の日(10月1日)
運行時間:3月~11月:10:00~16:00、12月~2月 :10:00~15:00(※11:50~13:10まで運休)
料金:幼児(小学生未満) 無料、小学生 30円、中学生以上 70円
公園はすごく広くて中にはレストランなどはないので、食べ物を持って遊びに行くことをおすすめします。ミニSL駅の近くにもテーブルと椅子がいくつかあり、それほど混んでいないので、持ち込んだものを食べる場所には困りません。待たずに何度でも乗れて小鉄ちゃんだけでなく、親も楽しめるので是非行ってみてください~