機内でTWGと出会う
今回のシンガポールの弾丸ツアーで一番行きたかったのが、TWGの茶葉が買えるお店。TWGについては日本でリサーチ済みだったのですが、シンガポール航空のビジネスで出てきた紅茶がTWGのもので、初めてみる布製のティーバッグでした。びっくりするほど美味しくて、そのあと2杯おかわりしました(笑)。シンガポールに行ったら大量購入しようと固く決意したのでした。
▲シンガポール航空の機内メニューのTWGリスト
▲ロイヤルダージリンのファーストフラッシュ。衝撃でした。
▲シンガポール航空のSilver KrisラウンジのTWGコーナー
TWGティーバックの価格は超高い!安く買うには?
とはいえ、TWGの紅茶はものすごく高いのです。ティーバッグは15袋で25SD(税抜)でした、ということは7%税込みだと1袋あたり約145円、た、高すぎる~。日本の高島屋オンラインだと15袋で2376円なので1袋あたり158円、ほとんど変わらないですね。でも、TWGって日常使いはできない超高級ブランドなのか~とあきらめるのはまだ早いです。紅茶好きならティーバッグじゃなくてルースティ(茶葉)でポットで飲むのでもいいですよね?なら、シンガポールにはとってもお得に買える店舗があります。
茶葉のラインナップは?
マリーナベイサンズのショッピングモールの地下2階にあるTWG店舗がその一つで、ティーバッグではなくルースティ(茶葉)で50gから量り売りしてくれるのです。店に入って奥に進むと、壁一面に黄色いTWGの大きなブリキ缶が数百個並んでいます。実は壁一面といいつつ、壁がスライド式で、その後ろにもびっしり缶が並んでいるのです。茶葉を買うには、まずはカウンター内にいる店員さんに「Price List Please.(値段表をください。)」と言って、こちらのリストをもらいましょう。
以下にリストの全てを載せました。この全8ページからなる壮大なリストには全種類の茶葉と「50gあたり」の値段(SD)がカテゴリーごとに載っています。1~4ページ前半までは単一産地の茶葉のリストです。4ページ後半からはブレンドやフレーバーティ(SOLO TEAS)が載っています。
▲1ページ目はインド、2ページ目は各国の単一産地リスト。
▲3~4ページ目前半は各国の単一産地リスト。4ページ後半はブレンド。
▲5~6ページはブレンドとフレーバーティ(SOLO TEAS)。
▲7~8ページはブレンド。
迷ったら香りをかいで第一印象で選ぼう
あまりにも大量のリストですっかり選べなくなった私に店員さんが「香りをかいでみますか?」と言ってくれました。リストを見て気になった紅茶を伝えると、店員さんが次々と缶を探して持って来てくれ、フタを開けて香りをかがせてくれました。まずは機内で飲んで気に入った、リスト1ページ目のRoyal Darjeeling FTGFOP1の香りをかぎ、50gだけ購入を決めました(First Flushは高いので・苦笑)。ちなみにFirst Flushというのはダージリンの春摘み茶で、色も薄くて軽い飲み口です。続いては、リスト5ページ目のCLASSIC TEAS FOR THE MORNINGという朝用ブレンドの缶を次々持って来てもらっては香りをかぎまくり、London Breakfast Tea(チョコのチップが入っていて甘い香り、洋菓子との相性よし)とSingapore Breakfast Tea(紅茶と緑茶のブレンドにジンジャーチップが入っている)を購入。さらに同じページのSOLO TEAもかぎまくり、Caramel Tea(キャラメルの甘い香り)とStrawberry Tea(乾燥イチゴが入っていて強い香り)を購入しました。それぞれ50gを2個ずつ購入したので、お会計総額は75.5SDと結構な額になりました。でも一杯分お湯100ミリあたり2.5gとのことなので、50gだと20杯分ですので、ティーバッグと比べるとものすごく安いですし、好みの濃さに調節できるのもいいですよね。店舗の写真は撮りませんでしたが、アンティーク調の木をふんだんに使った高級感がありつつ居心地のよい店づくりでした。他にも各種ブリキ缶(小さいもので25SD)、茶器に加えて、ショーケースでマカロンが売っていたり、余裕で2時間は過ごせそうなお店でした。次回訪問時も必ず行きたいお店になりました。紅茶好きの方はぜひ行ってみてください!
【TWG Tea Restaurant店舗情報】
場所:
ザ ショップス アット マリーナベイ サンズ内
カナルレベル B2-65/68A
営業時間 :
日曜日~木曜日 : 午前 10 時~午後 11 時
金曜日、土曜日、および祝祭日の前日 : 午前 10 時~深夜 12 時