Joieのチャイルドシート「チルト」の3年使用レビュー

2014年に産まれた息子が退院するとき、自宅への移動はカーシェアを利用したのですが、その時に必要なのでJoieのチャイルドシート「tilt(チルト)」を購入しました。


エアバギーに積んで乗車ポイントまで移動してます

カーシェアユーザーのチャイルドシート選び

都心の賃貸のため車はコスパが悪すぎるのでカーシェアのみというわが家。チャイルドシート選びのポイントは以下の5点でした。

●取り外しがカンタン
●新生児から使えてなるべく長く使える
●厳しい安全基準をクリアしている
●片手で持てるくらいの重さ
●価格が10000円以下

カーシェアは毎回取り外しが必要なので、車に専用器具での固定が必要なMAXICOSIなどは早々と候補から消えました(ま、値段も対象外だったけど)。

そしてこの5ポイントを全て満たしたチャイルドシートがJoieのチルトでした。欧州新基準という日本より厳しい安全基準をクリアしつつ10000円以下というのが決め手でした。

Joieチルトの基本スペック

チルトの基本スペックを以下にまとめてみました。取り付けは車の3点式シートベルトに対応しています。カーシェアユーザーは幅広い車種に取り付け可能か気になるところですがこの点も大丈夫です。詳しくは、車種適合リストを確認してみてくださいね。

• 使用対象年齢:新生児~4才頃まで
• 使用対象体重:後ろ向きでは新生児~18kg 、前向きでは9kg~18kg
• リクライニング: 後ろ向きで1段階 に加え前向きで3段階
• シートベルト:5点式
• 肩ベルト高さ調節:3段階
• 付属品:生まれたばかりから使える新生児パッド
• 製品サイズ:L 49.2cm x W 42cm x H 61.6cm
• 製品重量:6.43kg
• 適合基準: ECE R44/04

新生児はブカブカ、3カ月頃からフィット

チルトには取り外し可能な新生児用パットが付いていますが、生後7日で3000g未満で退院した息子にはブカブカすぎでした。

振動で頭がグラグラするので、頭とシートの隙間に丸めたタオルをはさむようにしてずっと支えていました(笑)。

だいたい3か月を越えた頃にはおさまりがよくなっていました。この頃もまだ新生児用シートは使用していました。


3カ月後半の息子。この頃からチャイルドシートは苦手

感想を言えるようになった3才児の反応

わが家がカーシェアを使う頻度は月に1回くらいですが、息子は新生児期を過ぎるとチャイルドシート嫌いになりました。たぶん使う頻度が少なすぎて慣れなかったことと抱っこ大好きだったのが理由でした。

そんな息子も3才になり、先日に富士急ハイランドへ行ったときは、事前に「トーマスランドに行くこと+好きなおやつとジュース」と「チャイルドシートに座ること」を交換条件に納得してもらいました。


出発直後のノリノリの息子

前日には室内でチャイルドシートに乗せて練習し、シードベルトの位置もベストに調節して当日もたついてぐずらないように細心の注意を払いました。

結果、ほとんどの時間は機嫌よく座ってくれたのですが、行きは2時間、帰りは4時間半かかったので、最後は「おしりいたいの~」と言ってがまんできずに私のおひざに座りたがりました。

あとはシートベルトの肩パットの体に触れる面が滑り止めのザラザラしたゴムっぽい素材なのですが、装着中「なんかにおいがする」とちょっと気になった様子でした。

3年使ってみて、カーシェアユーザーでもそうでなくても満足できるチャイルドシートだと思います。

後ろ向き取り付けでも回転して乗り降りしやすいなど、細かな使用上のスペックにこだわればいくらでも他社メーカーで上位グレードはあるのですが、値段と安全性と使いやすさを考えるととてもバランスがいいチャイルドシートだと思います。

ご検討中の方の参考になればうれしいです♪

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