乗れるトーマスを段ボールで作ってみた
息子は大のトーマス好きでHDDに録りためたものを朝夕に真剣に観ています。そんな息子のために乗れるトーマスがないかと探していると、アメリカにはありました、乗れる電動トーマスとレール(1周4メートル)のセットが!パワーホイールきかんしゃトーマスという商品名で日本にも輸入されていますが、アメリカでは140ドルなのに日本では最安値でも39800円、たぁっっかい!!!ということで自作することにしました。以前、父がハイハイ練習機としてカラー合板の4角にキャスターをくっ付けたものを作ってくれたので、それに段ボールを積んで固定する形で、あとはハンドルを付けて、乗れる車のおもちゃスタイルにしようと思い立ちました。
〈乗れる段ボールトーマスの材料〉
思い立ったが吉日タイプの私はさっそく、その足でダイソーにチャリを飛ばし、材料を買ってきました。
・色画用紙・青(トーマスの車両)
・黒板シート(トーマスの顔周りやハンドル)
・A4マグネットシート・赤、黄(トーマス車両のラインや数字)
その他は家にあった以下の材料を使用しました。
・段ボール(横22cm✖奥行き16cm✖高さ15cm)
・両面テープ(超強力タイプ、強力タイプ)、スティックのり、木工用ボンド
・トーマスの顔イラストのプリントアウト(なければ自作イラストでもOK)
・4角にキャスターを付けたカラー合板(4角は削って丸角にするかコーナーガードを貼っておく)
〈乗れる段ボールトーマスのつくりかた〉
①段ボールを組み立てて、その中に不要な本または不要な布・タオルをぎっしり積めて、段ボールがつぶれないようにしてからガムテープで閉じる。
②色画用紙をスティックのりまたは強力タイプの両面テープで段ボール全体に貼る(底面以外)。
③段ボール底面全体に超強力タイプの両面テープを貼り、土台となるキャスター付き合板に固定する。(※ここだけは超強力タイプを使用してしっかり固定)
④マグネットシートの使用する部分の裏面全体に、強力タイプの両面テープを広めに貼ってから、車両の赤いラインや黄色の「1」の形に切り出して、車両側面に貼る。
⑤黒板シートの土台のロール部分を長短2つに切り、それを「T字」になるように木工用ボンドで固定する(※乾くまで数時間かかるので、ズレないように養生テープなどでキツキツに固定)。乾いたら周りをおおうように黒板シートを貼り付ける。
⑥段ボールを円形にくり抜いたものを13枚用意し、うち1枚にはトーマスの顔を貼り付ける。13枚重ねたところに、⑤のT字の長い方を貫通させる形にするため、中心部の7~8枚は縦に2分割し、中心部を少し削って、重ねた時に隙間ができるようにしておく。
⑦⑥の段ボールを1枚ずつ木工用ボンドで貼り付け、13枚重ねる(表側はトーマスの顔が、裏側は分割していない円形のものが位置するようにしておく)。トーマスの顔の周りをぐるっと一周するように黒板シートを貼り付ける。
⑧⑦を木工用ボンドで車両本体に固定し、T字部分もボンドで固定すれば完成!
つくってみた感想と2才児の反応
一番時間のかかる部分は⑥で、作業途中でT字部分あてながら、調節していくとうまくできます。我が家では手先の器用な夫が夜更かしして仕上げてくれました。T字部分を直接、車両本体に貼り付けて外から顔つきの円形段ボール1枚を貼るという方法も考えましたが、やはり貫通させたほうが強度があるので面倒ですがこの方法にしてみましたが大成功でした。1点だけ失敗したなと思ったのが、安定するかなと思って、段ボールにハードカバーの重い本を詰め込んだら、車両が重くなり過ぎてスムーズに移動してくれないところです。本ではなく、不要な布・タオル・服などをぎゅうぎゅうに詰めるのもありだと思います。息子は意外にもあまり乗車はしませんが(笑)、座る部分に野菜のカードをたくさん乗せて、「いらっしゃいませー」と移動式八百屋ごっこを楽しんでいます。
参考にしていただければ嬉しいです♪
追記:材料や作り方をよりわかりやすく追記しました。
後日談:その後、息子はごきげんなときに乗車してくれるようになりました♪
▲寝起きにごきげんトーマス中の息子
関連記事:トーマス工作シリーズ
トーマスカプセルプラレールのいわのボルダーを工作してみた
プラレールのアニーとクララベルを2才児と工作してみた
2才児と段ボールのトーマスの機関庫を色付けしたよ